タイポグラフィ | 書体:Bodoni

デザインフォントファミリータイポグラフィ:ボドニ

Typography - 2018 - Three Philosophers

Bodoniは19世紀はじめにジャンバティスタ・ボドニが制作した活字をオリジナルとし、今日まで様々なBodoniが誕生しています。dのセリフやgのふくらみなどに特徴があり、全体的に格式やプライドなど気高さも感じさせます。

Bodoniの種類

フォント名 ウェイト
Bodoni 72 Book, Book Italic, Bold
Bodoni 72 Oldstyle Book, Book Italic, Bold
Bodoni 72 SMALLCAPS Bookのみ
Bodoniフォントの比較 Bodoniフォントの比較

Mac Os SierraにはBodoni 72のバリエーションが3つ収録されています。72というのは主に見出し用とのことで、小さなサイズでの可読性を考慮したTwelve、Sixといったフォントも制作されているようです。ウェイトの種類は少ないです。

まとめ

Bodoniは歴史のあるフォントで、ローマン体(セリフ体)のなかではモダン・ローマン体に属しますが、なるほど、モダンさと金属のにおいの両方が漂ってきます。ずしりと重厚感がありますので、機動性に欠ける分、やはり見出し向けのフォントであり、格式や歴史を表現することが要求されるシチュエーションでの使用が好ましいでしょう。